投資を始めたいけど、投資資金がない・・・
NISAや投資信託の以外にも分散して投資したい・・・何か新しい投資はないかな?
そんなふうに悩んでいませんか?
私もNISAや投資信託を始めたあと、同じように感じていました。
そして出会ったのが「ソーシャルレンディング」です!
少額から始めることができ、さらにはほったらかしでできるので、忙しい方にはピッタリの投資です。
本記事の内容
本記事を読めば、ソーシャルレンディングのことが分かるうえに、始めるのも怖くなくなるはず。
記事の後半では、私が実際に登録・投資しているおすすめのソーシャルレンディングサービスも紹介していますので、最後までお付き合いくださいね。
ソーシャルレンディングとは?
ソーシャルレンディングとは、「お金を貸したい投資家」と「融資を受けたい企業」をインターネット上でマッチングするサービス。
クラウドファンディングと呼ばれる投資の方法の一つです。
そのため、「融資型クラウドファンディング」「貸付型クラウドファンディング」と言われることもあります。
クラウドファンディングとは?
「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語。
個人や企業が開発したサービスや商品に期待した不特定多数の人々から、インターネットを介して少額ずつ資金を調達することをいいます。
「クラウドファンディング」は利益を期待して出資するのではなく、より良いサービスや商品が生まれることを期待して出資をします。
一方で「ソーシャルレンディング」は利益を受けられることを期待して出資をするので、そこがこの二つの違いですね。
ソーシャルレンディング投資の流れ
一般的に企業が融資を受けようとしたとき、銀行などの金融機関からお金を借りるといったことを思い浮かべると思います。
ですがなぜ、企業が金融機関ではなく、このような方法で融資を受けようとするのかというと、次のような理由があるからです。
そんな企業に対してソーシャルレンディングのサービスは、融資を受ける資格が十分にあるかどうか、利益を上げられるかどうかを厳正に審査し、それをクリアした企業に対して融資ファンドが作られます。
投資家は融資したいファンドに出資して、その出資金をサービスが企業に融資。
ソーシャルレンディングにはそのファンドごとに運用期間が決まっていて、その期間が満了後、企業から返済された元本と利息がサービスから投資家へ分配される、という流れになります。
ソーシャルレンディングは、比較的高い利回りと運営会社が厳正な審査をしているという信頼性から、新たな投資の方法のひとつとして最近とても人気が出てきています。
私も実際に複数のファンドに投資しています!
サービスが融資をする企業をしっかり審査をしているとはいえ「絶対」ではありません。
審査がしっかりしているか?
貸し倒れなどのリスクを回避する対策などはどうか?
このあたりを気を付けてサービスを選びたいですね。
ちなみに、同じような投資方法で「不動産クラウドファンディング」がありますが、少し仕組みが違います。
「不動産クラウドファンディング」についてはこちらで解説しています。
-
【大人気】おすすめ不動産クラウドファンディングサービス【初心者でも簡単】
続きを見る
ソーシャルレンディングのメリット
どんな投資でも、自分のお金を誰かに預けるのは不安なもの。
どんなメリットがあるのかわからないと「やってみよう!」という気にはなりませんよね。
ソーシャルレンディングのメリットはこの4点です。
①利回りが高い
一般的な株式投資の利回りは2~3%程度。投資信託も5%ほど。
ですが、ソーシャルレンディングの利回りは6~7%です。
なんと中には利回り20%を超えるファンドも・・・!
そんなファンド、レア中のレアじゃないの?と思われるかもしれませんね。
ですが私自身、想定利回り8%のものにも出資していますので、高利回りのファンドは珍しくありませんよ。
②少額から始められる
ソーシャルレンディングは、少額から投資が可能です。
多くは最低金額1万円から、ということが多いかなという印象ですが、運営会社の中には、「1円から投資できます」というところも。
投資はしてみたいけど、資金がない・・・
失敗したくないから投資を迷ってる・・・
という方でも始めやすいかなと思います。
とはいえ、1円だと年間利回り10%でも配当金が1円に満たないので、投資するのであれば1万円からをおすすめします。
1万円でも年間利回り10%で配当金は1,000円になりますね!
③運用の手間が少なく、ほったらかしでできる
株式投資だと、株価の変動があるため値動きを確認して最適なタイミングで売却して、といったことが必要になります。
そういった手間が嫌で投資はしない、といった方もいるかもしれませんね。
ですが、ソーシャルレンディングではそんな手間はありません。
投資の対象に価格の変動はないので、値動きを気にする必要はなし。
出資するファンドを決め、出資をしてしまえば、あとは運用期間が過ぎて返済金や利子が分配されるのを待つだけです。
また、申し込みや入金などもすべてオンラインでできるのも手間が最小限で済むといえますね。
忙しい方、面倒なことが嫌な方にもピッタリです。
④投資期間がさまざま
ソーシャルレンディングでは、ファンドによって投資期間が設定されています。
その期間も3か月のものや12か月のもの、24か月のものなどさまざま。
自分に合った運用期間を選ぶことができるのもソーシャルレンディングの魅力です。
私も運用期間に合わせて出資する金額を決めたりしています。
ソーシャルレンディングのデメリット
これまでメリットについてお話してきましたが、投資なのでもちろんデメリットもあります。
ソーシャルレンディングのデメリットは次の3点です。
①元本割れや返済が遅れる可能性がある
ソーシャルレンディングは、資金を必要としている企業に融資を行います。
そのため、計画通りに利益が出なかったり倒産したりする可能性があります。
そうなってしまうと、返済が遅れたり、投資したお金自体が返ってこない可能性があります。
②運営会社が倒産する可能性がある
ソーシャルレンディングのサービス自体が倒産してしまう可能性もあります。
出資金が集まらない、融資した企業が倒産するなどといったことが続くと、サービスも事業を続けられなくなります。
もしこういったことが起こった場合も、投資したお金自体が戻ってこない可能性が高いということは知っておきましょう。
③中途解約ができない
一度入金して運用が始まると、投資した資金を引き出すことはできません。
ソーシャルレンディングサービスによってはできるところもありますが、そちらの方が少数派。
中途解約できない、ということを理解して、自分に合った金額を投資することが大切ですね。
ソーシャルレンディングの種類
ソーシャルレンディングには、さまざまな種類があります。
自分に興味がある業界や詳しい業界に出資する、ということもできますね。
ここでは簡単にご紹介します。
事業・企業支援型
企業や事業内容の支援を中心としたソーシャルレンディングです。
中小企業が多いですが、中には上場企業が融資を募集することも。
どういった事業に資金が使われるかはさまざまなので、ファンドを選ぶ際にはそのあたりを調べておくことが重要です。
不動産型
不動産事業を行う事業者などに対して融資を行うファンド。
ビルやマンションなどの不動産の購入や建築、リフォームなどに使われます。
中には不動産担保が付いているファンドもあり、そういったものを選べば万一のリスクを抑えて投資できるのでおすすめです。
インパクト投資・社会貢献型
ソーシャルレンディングの中には、社会的課題の解決や社会貢献ができるものもあります。
再生可能エネルギーに関するファンド(太陽光発電や風力発電の事業者への融資)や発展途上国の貧困者を支援する事業者への融資などがこれにあたります。
こういったファンドに出資することで社会への貢献ができることがメリットです。
おすすめのソーシャルレンディング運営会社
ソーシャルレンディングの運営会社のさまざまなものがあります。
その運営会社によって特徴や魅力も違います。
また、オンライン上で投資をするため、ホームページの見やすさも大切。
一度各サイトを見てみるとより良いと思いますよ!
本記事では私が登録、投資しているサービスの中から4社ご紹介します。
その他にもおすすめのソーシャルレンディングサービスはたくさんありますので、別の記事で解説しています。
こちらもあわせてどうぞ!
①Funds
Funds(ファンズ)は、さまざまな企業のファンドを取り扱っているソーシャルレンディングサービスです。
大阪王将やメルカリ、さらには仮想通貨に関するものもあり、よく知った企業から勢いのある企業まで幅広いファンドに投資可能です。
クーポンや優待があるなど、ユニークなファンドが多く、サイトを見ているだけで楽しくなります!
よいところ
残念なところ
利回りは高くない印象ですし、短期で投資したいという方にも向かないかもしれません。
ですが、よく知っている企業に融資できるという点がおもしろいですよね。
②LENDX
LENDEX(レンデックス)は、不動産だけでなく飲食店やRIZINイベントに関するファンドまで取り扱っているソーシャルレンディングサービスです。
担保を設定しているものがあったり、第三者の価格査定との比較をしていたりと、リスクを抑える取り組みをしています。
よいところ
残念なところ
利回りが高く、そのためかあっという間に募集金額を達成してしまい、募集が終了してしまいます。
ですが、チャンスを逃さないためにも口座開設しておくべきサービスです。
③Bankers(バンカーズ)
「Bankers(バンカーズ)」では、国内外のさまざまな事業者に融資するファンドを取り扱っています。
2020年に銀行や証券など大手金融機関出身者で立ち上げたソーシャルレンディングサービス。
よいところ
残念なところ
商業手形を利用してリスクの分散を図っているのがBankersの特徴です。
利回りは3~5%。
ファンド自体はパッと目をひくものがある、という感じではないですし、振込手数料もかかる可能性がありますが、合計の出資金額に応じて楽天ポイントなどがもらえるキャンペーンがあったりと、投資家のことを考えた嬉しい試みを実施されています!
「Bankers(バンカーズ)」では、現在キャンペーンを開催中!
①始めての出資キャンペーン
②運用残高に応じてもらえる選べるe-GIFTキャンペーン
新規会員登録だけでも1,500円分の選べるe-GIFTが!
投資もはじめてみれば、合計・・・!?
気になっている方はお得な時に始めてみましょう!
まとめ
本記事では、今人気の「ソーシャルレンディング」について解説しました。
投資の一つなので、リスクはもちろんありますが、各サービスともリスクを抑えるためにさまざまな方法を取り入れています。
とはいえ、投資をする私たちも、リスクを分散させるためにできることをするべき。
私はサービスを複数使い分けて運用していますよ。
自分の資産や環境を考えながら、「ソーシャルレンディング」を取り入れることをぜひ検討してみて下さい。
本記事では紹介しきれなかった、ソーシャルレンディングサービスについては別の記事でまとめています。
平均の利回りや特徴、サービスの選び方なども紹介していますので、こちらもどうぞ。
-
【企業を支援する】おすすめソーシャルレンディングサービス【こう選ぶのがベストです】
続きを見る
不動産クラウドファンディングについてはこちらです。合わせて利用するとgoodです。